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Flightradar24 WEB (PC)版の参考情報

このページは、2016年3月リニューアル以前の旧サイト(PC用無料版)についての内容(過去の記録)です。現状とは異なります。





2014年11月18日、Flightradar24のWEBページがリニューアルされました。

IEの旧バージョンに関しては、動作しなくなりました。(IE8:×、IE10:△、IE11:○、他は不明ですが、IE9, 7, 6も×の模様。動作するバージョンでもIEでは依然として不安定)

Windowsユーザーで新しいIEへのアップデートが不可の場合、他のブラウザをインストールすれば、引き続き閲覧できるかもしれません。

推奨ブラウザについて、公式サイトの告知は以下引用のとおり。(JavaScript実行速度が遅いInternet Explorerは推奨せず)

Flightradar24 depends heavily on the use of JavaScript/AJAX and works best with fast web browsers like Chrome, Firefox, Safari and Opera. We especially recommend Chrome as it is the fastest browser in handling JavaScript. Internet Explorer is handling JavaScript slower and is not recommend for use with Flightradar24.

設定画面が大きく変わりましたが、WEB無料版の機能は一部を除いて従来どおりに見えます。履歴(リプレイも)参照期間が大幅に短縮(改悪)され、無料版で1週間、プレミアムでも1か月とされました。

Fr24141118renew

変わった(ことが分かった)点をいくつか挙げます。

  • IE (Internet Explorer)の旧バージョン(IE8など)では動作せず。動作スピード重視で新しいjqueryを使うように変更?
  • 説明もなく古いIEで動かなくなる一方で、「IEは使わないように」あるいは「Chromeを強く推奨」のような記述は姿を消した。(当該注意は、IEにて"Contact Us"のページを開くと表示されるもよう)
  • フライト履歴の参照期間が大幅に短縮の改悪が目立つ。無料版では1週間。プレミアム(有料)でも1か月。
  • "animate aircraft"のOn/Off設定がなくなった。
  • 画面左上に表示中機体数の内訳とリスト(時間帯によっては1万行以上)が表示される。リストから絞込み検索も可能。

よほど評判が悪かったのか、その後(12月上旬)、画面右下の大広告については、10秒ほどで"Hide ad"(広告隠す)が表示され、クリックすれば最小化するよう改善されました。

Estimation(推測位置)表示の設定(0~60分、デフォルト15分)で長めの時間を選んでいると、ありえない航路に機影が現れたり、とうに到着済みのフライトが延々と空港周辺を迷走することがあります。

Fr24estimation2

Fr241411est15min

フィルター設定画面↓(前よりもわかりにくい)

7件までの条件を設定可。

Fr24filterset

設定した内容はブラウザのcookieに保存されるため、cookieを削除すると消えてしまいます。

Chromeブラウザで日本語に↓

Fr24chromeja

訳語がおかしいうえに表示が乱れます。

Chrome翻訳機能を利用したFR24設定例
http://arctica1.cocolog-nifty.com/blog/fr24settingsja.html


「仕組み」「使い方」について、Flightradar24 (FR24)からの公式情報は↓

http://www.flightradar24.com/about
http://www.flightradar24.com/how-it-works
http://www.flightradar24.com/faq


Flightradarに全ての民間航空機が表示されるわけではありません。

上記ページに、表示される機種、されない機種のリストが提示されていますが、機種はあまり判断材料にならず、基本的には、ADS-Bトランスポンダーを搭載している航空機だけが表示されます。最近納入される機材については、欧米等での義務化予定をにらんで、ADS-Bが標準装備される傾向となっています。

FAA ASDIが配信する追跡情報(ただし、5分遅れ)やMLAT(後述)により、ADS-B装備のない航空機が表示されるケースも増えています。

日本では、ADS-Bの義務化予定はなく、国内線主力のB772やB763の大半にADS-Bの装備がありません。一部のMLAT実施エリアを除いて、ADS-B装備機以外は表示されません。

各国のADS-B導入方針、状況↓

2014-ADSB-SITF13
http://www.icao.int/APAC/Meetings/Pages/2014-ADSB-SITF13.aspx

日本の航空管制におけるADS-Bの位置づけ↓

CARATSの取り組み 航空機監視技術の今後の整備計画
http://aviation.j-navigation.org/presentation/201405_surveillance.pdf

2013年12月から、オーストラリア、香港およびシンガポールFIRの一部空域(FL290以上)などで、"ADS-B Out"の装備が義務化されました。対象エリアを飛行する機会のある国際線用機材に追加装備(レトロフィット)される可能性はあります。

日本のRNAV許可機リストとFlightradarの履歴を照合した結果を下記ページにまとめました。(2012年9月作成)

Flightradar24 表示される/されない航空機(登録番号)リスト
http://arctica1.cocolog-nifty.com/blog/rjadsequipped.html


Playback(再生)

Fr24playback

4週間分の再生が可能です。

2014年8月 再生可能な期間が1週間に短縮されてしまいました。

日時はUTC(協定世界時)です。最初に表示される、Today 00:00 は日本時間では午前9時。その前の時間帯はUTCでは前日です。

過去の特定フライトについて航跡確認したい場合は、↓Flightradar24 Aviation databaseのほうが便利です。


過去フライトの航跡(また、高度・速度のグラフ)参照については、下記記事をご参照ください。

便名またはレジ番から検索できます。

Flightradar24 Aviation databaseの活用
http://arctica1.cocolog-nifty.com/blog/fr24database.html

2014年11月のリニューアルで、履歴の公開期間が1週間に大幅短縮(改悪)されました。


WEB (PC)版にアプリ等のダウンロードは必要ありません。

Google Earth Plug-inのサポート終了により、3D(cockpit view)機能は休止中(2015年12月)

ただし、3D(cockpit view)にはGoogle Earthプラグイン(無料)のインストールが必要です。

PC版で使用するブラウザはGoogle Chromeが強く推奨されています。

Internet Explorer(特に、旧バージョン)では、何かと不具合の発生もあり、快適な閲覧は困難でしょう。

IEでの不具合例

  • traffic(航空機)がまったく表示されない。
  • 便名や機体番号による検索が機能しない。

筆者のPC (Win7)にて、Chromeでは3Dが(一応)表示できますが、IE10では動作しません。IE11にUPしたところ、動作するようになりましたが、常にCPU使用率が80%前後に達する高負荷です。

Google Earth(または同プラグイン)のバージョンが古い、あるいは、グラフィックカードのドライバの問題などで不動作となることもあるとのこと。


2015.4

Chrome 最新のver.42にアップデート後、Google Earth Plug-inが不動作?

本件に関しては、当面、下記URLに記述した方法で回避できます。

2015.9 Chromeブラウザでのサポートが終了しました。

ChromeブラウザでFlightradar24のCockpit View (3D)が動かなくなる
http://arctica1.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/chrome-42-npapi.html


3D (Cockpit View)について(2014. 1記)

表示例 羽田34L着陸

Fr243da3013

常にQNHで規正されていない高度 (flight level)で表示されているため、気圧が高いときは上図(このときは A3013)のように滑走路のかなり手前に着陸するように見えます。(高度計に注目)

さらに気圧が高く(A3032)なるとこのとおり↓

Fr243da3032

逆に、台風接近時など、A2992(29.92 インチHg)よりもかなり低いときには、いかにも高すぎる高度で滑走路に接近し、急落するような感じになります。

おおざっぱに、0.1インチにつき100ftの差。

台風接近時の事例↓ 高度に注目。ゴーアラウンドではありません。A2923

Fr24201309160436a2923

関東周辺空港 現在の気象データ (METAR)確認
http://aviationweather.gov/adds/metars/?station_ids=RJTT+RJAA+RJTI+RJTY+RJTC+RJTF+RJAH+RJTO+RJNS+RJGG+RJAF+RJSN&std_trans=standard&chk_metars=on&hoursStr=most+recent+only&submitmet=Submit

簡易に高度換算など (luizmonteiro.com)
http://www.luizmonteiro.com/Altimetry.aspx


Flightradar24 FAQから

What web browser should I use to watch Flightradar24.com?

Flightradar24 depends heavily on the use of JavaScript/AJAX and works best with fast web browsers like Chrome, Firefox, Safari and Opera. We especially recommend Chrome as it is the fastest browser in handling JavaScript. Internet Explorer is handling JavaScript slower and is not recommend for use with Flightradar24. There is no support for Internet Explorer 6 or 7. Neither Flash or Java is needed or used on Flightradar24.

Google Chrome, Firefox, Safari, and Operaが良い。JavaScriptの動作が高速なChromeを特に推奨。Internet Explorerは推奨せず。Internet Explorer 6と7はサポート対象外。FlashやJAVAは不要。

Javascriptの機能をOFF(無効)にしていると真っ黒けの画面になります。


2013年8月から、マルチラテレーション(MLAT)を使って、ADS-B非装備機がFR24上でリアルタイム追跡されるようになりました。(地域限定。ヨーロッパ、米国の一部から順次拡張。日本を含む他エリアでは未実施。2015年4月から日本でも実施)

Flightradar24 MLAT(マルチラテレーション)によるリアルタイム追跡を公開
http://arctica1.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/flightradar24-5.html

Radarの欄に"T-MLAT"、"T-MLAT2"などと表示。

DELTAのB6はADS-Bなしが多く、MLATの常連。

Fr24mlat2

ADS-B非装備機のリアルタイム追跡が可能に。

Fr24mlat3

では、ADS-B装備機なら全てFlightradar24に表示されるかというと、規制当局の要求や運営者の(政治的)判断で非表示とするケースもあるようです。

MLATにより、軍用輸送機や訓練中の戦闘機が登場するケースもありますが、常に表示されるのか、たまたまフィルターを掛けるのを忘れたのか、何とも言えないところです。

Fr24l1011

Fr24dc10


Flightradar24やFlightAwareはBARRプログラムに追随し、追跡の公開を希望しないプライベート機を"BLOCKED"として詳細を非表示にしています。他の追跡サイトには出ていることもあります。

Block Aircraft Registration Request (BARR) Program
http://www.nbaa.org/ops/security/barr/

Fr24blocked


フィルター設定

エアライン、便名、発着空港、高度帯、機種などで表示を絞り込み。

発着空港でフィルターの例

例示は、横田、成田、羽田、茨城、静岡各空港に出発・到着する便だけを表示対象とする指定。

Fr24filterapo

フィルターをはずすのを忘れると、いるはずの航空機が出てこないなどの現象がおきます。

Flightradar24が表示する各フライトの発着地は必ずしも正確ではないので、空港フィルターを掛けることで、目当てのフライトが表示されなくなるかもしれません。

HEXと表記されている各機のトランスポンダーに割り当てられた固有コード (ICAO 24 bit Address)と、Flightradarが管理している機体番号(レジ)との結び付けが間違っていることもあります。

HEXは全世界でuniqueでなければなりませんが、実際には重複があり、ICAO等で問題になっています。(レジ番は、ADS-Bが送信しているものではないことにご留意ください)

ADS-Bが送信するメッセージに含まれるデータ項目(出典:EASA)

Adsboutamc2024

出発地・目的地(区間)などは航空機(ADS-Bトランスポンダ)から送信されているデータではありません。Flightradar24が別ソースの情報を組み合わせて表示しています。


表示設定の例

Fr24settingsen

表示設定の例

上の設定画面をGoogle Chromeの翻訳機能で日本語表示したもの↓

Fr24settingsja

FAA traffic: FAA ASDIからの情報に基づく追跡はオレンジ色の航空機シンボルで表示され、5分遅れです。

上記設定によるスクリーン例

Fr24settingeg


2014年8月~

追跡情報がない(no coverage)部分の航跡が破線表示に。

Fr24nocoverage

Radarの"T-EST1"は推測位置の表示。


"BLOCKED"以外に、機種名のみを表示するパターンも。

(下の例は2015年1月)

Fr24150127cl60

他の追跡サイトで、FLC90 (Flight Check 90), tail numberはN90と判明。


ADS-Bによる追跡、高度の誤表示問題

日付変更線をまたいで飛行した後に、追跡が横飛びする事象(特定のトランスポンダーで10%の確率で発生。いったん発生すると繰り返し同じ事象。電源を切ってリセットすると直るのだとか)

Fr24adsbdatelineer

高度のスパイク

Adsbalterror

追跡サイトのソフトに問題(バグ)があるものとばかり思っていました。それもありえますが、横飛びや追跡が後戻りする事象が、特定のトランスポンダーで発生することがわかっているそうです。


黄色の航空機はリアルタイムの追跡(ADS-BまたはMLAT)

オレンジ色はFAA ASDI (Aircraft Situation Display to Industry)が配信するデータに基づく位置表示(5分遅れ)

リアルタイム追跡とASDIが重複表示されることがあります。その他の誤表示もありますので、状況を見て判断するべきでしょう。

Fr24explained

UA5422/SKW5422

UA5422 :フライトナンバー(営業便名)

SKW5422 : Call Sign, ATCフライトプラン上の便名 "SkyWest 5422"を表す。Flight IDないしACIDということもあり。Unknown表示は航空機からFlight IDが送信されていない。(Flight IDの送信が義務ではない国・地域が大半。Flight IDを送信できないトランスポンダーもある)

Radar : T-MLAT? と表示されている場合は、ADS-Bの装備されていない航空機をMLAT(マルチラテレーション)機能で追跡した情報。FAA ASDIはT-F5M。

Squawk : スコーク、MODE 3/A code、トランスポンダーコードなどと呼ばれる0-7の数字4桁。

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