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2025年に向けて、エンルート空域、管制部再編へ

2年ほど前から、札幌管制部が廃止される、那覇管制部が神戸に移転する、といったニュースがチラチラと流れていました。航空路管制を2拠点制に再編する、と読める資料※も国交省サイトに掲載されています。

※航空交通量の増大に対応した管制空域のあり方(国土交通省航空局 平成25年10月30日)

最近開催されたCPWGの資料で、もう少し具体的な内容が提示されています。

要点としては、(1)航空路(エンルート)管制の上下分割、低高度は東・西2拠点制、(2)進入(ターミナル)管制の集中化、と読み取れます。

航空路管制は、高高度1(福岡)、低高度2(東京、神戸)の3センターに再編され、相互にバックアップが可能な構成になるとのこと。

管制施設再編の概要

Accconsolidate(CPWG19, JCAB)

2025年空域再編完了までのおおまかな流れ

2018
首都圏(羽田・成田)空域変更
那覇管制部を神戸(航空衛星センターの建物)に移転→西日本の低高度航空路管制を担当
那覇管制部の施設は集中進入管制センターに(?)

  • 東京の空域再編は「オリンピックの準備」との但し書き。
  • 例の「都心上空進入ルート」がらみの調整も計画されているのでしょう。
  • 神戸の航空衛星センターがどうなるのかは不明。常陸太田に統合?
  • 那覇管制部は単なる移転(廃止)ではなく、"Consolidated Terminal Radar Control"に変わる?
  • すでに広域進入管制になっている関西はそのまま?

2018-2019
航空路レーダー処理システムを更新、4管制部に導入

2020
東京オリンピック・パラリンピック
福岡に高高度航空路管制センター(高高度セクターFL340以上と洋上管制区)

2020~2022
西日本の航空路空域再編

2023~2025
東日本の航空路空域再編

2024
札幌管制部を東京に統合、東京ACCは東日本の低高度航空路管制を担当
札幌管制部の施設は集中進入管制センターに(?)

2025.4
航空路(エンルート)の空域再編完了


(追記)

2016ATSシンポ資料に出ていた情報

管制部再編後にターミナル空域の拡大・統合

  • 那覇管制部庁舎は、南日本の広域ターミナルレーダー管制所に(那覇、先島、(奄美))(H30~33年度)
  • 札幌管制部庁舎は、南日本の広域ターミナルレーダー管制所に(道東広域、東北広域、函館、新潟、仙台、(旭川))(H36年度~)
  • 鹿児島・宮崎統合(H29年度)は鹿児島で

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